人工歯根=インプラント
インプラントとは、歯がなくなった後の顎(あご)の骨に人工の歯根を埋め込んで、そこに人工の歯を取りつける方法のことで、見た目も機能も歯根から歯冠(インプラントの上にかぶせる歯の部分)まで修復することができます。
歯ごたえや噛める喜びが蘇る
インプラントは入れ歯やブリッジでは成し得なかった「かたい物を噛む」ということを可能にします。
実は人が物を噛む力というのは想像以上に大きいものなのです。奥歯では150~200kgもの力が掛かります。そこで、なくなってしまった歯の代わりにインプラントを取りつけることによって、天然の歯と同じ様に噛むことができます。また歯冠の色や形も自分の歯と同じように作ることができます。
インプラントはお手入れをきちんとすることによって、半永久的に使用することができるという大きなメリットもあります。
チタンが主流
以前はインプラントの材料にも色々ありましたが、現在では世界中の様々な研究結果からチタンという金属が最も良いとされています。
チタンという金属は外科などの医療現場で骨折の固定ボルト等ごく当たり前に使われている体に安全で最もアレルギーの少ない金属です。
インプラントの治療を受けるのに一番大事な事は患者さん自身がインプラントに対する正しい知識を持ち、信頼できる技術と経験のある歯科医師を選択することです。