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科学的データ
確実な初期固定と簡便性を追求した像です
オッセオインテグレーションの概念が定着して以来、インプラント治療は歯牙欠損補綴の選択肢のひとつとして確実な地位を占めつつあります。
現在では一般臨床医の先生方の間でも広く導入され、より成功率が高く簡便なインプラントが求められています。アローインプラントはその為に生まれたインプラントです。
より高い生体親和性を持つ世界初のアパタイトブラスト表面処理(ABS)とセルフタップによる植立はタイトな初期固定を実現しました。
またあらかじめ挿入治具を取り付けたアローインプラントは、よりシンプルな植立方法を確立しています。
これからインプラント治療を始めようとお考えの先生方にも、また経験豊富な先生方にも安心して、そして満足してご利用頂けるインプラントです。
アパタイトブラスト表面処理(ABS,Apatite Blasted Surface)とは
インプラントの骨埋入部をリン酸カルシウム・セラミックス(HAP,β-TCP)の結晶粒子でブラストして表面を粗す技術です。 結果としてチタン表面にアルミナなどの生体不活性な物質が残留しないため、ABS処理されたインプラント表面はより高い生体親和性を持つことになります。
アパタイトブラストの特徴
ABSのリン酸カルシウムの分布は、ブラストされた表面全体からリンやカルシウムが微量に検出されています。 ただしブラスト表面の化学分布の結果、リン酸カルシウムの成分は表面全体において認可の基準以下のごく僅かな残留にすぎません。 しかし、ABS処理はアルミナなどの不活性物質が残留しないため、他のブラスト表面処理に比較して初期固定が早いと考えられます。
ブラスト処理後の十分な洗浄工程で、強固にチタン表面に食い込んだもの以外はすべて取り除かれますので、アローインプラントは基本的には純チタン表面と思われます。
この点からもアパタイト・コーティング・インプラントよりも、ある程度の表面粗さを持つ純チタンインプラントに近いと言えます。
ABSの強拡大SEM像とスポット位置でのEMPAによって、チタン表面に食い込んだブラスト粒子を分析すると、リンとカルシウムが検出されますが、
その検出された部分からわずかにずらしたチタン表面部分を分析すると、チタンのみが検出されます。
このようにブラスト処理自体が結果として、わずかにブラスト粒子を残留させてしまいますが、例え僅かに残留したとしても、それが生体親和性を損なうものではなく、
植立初期にオッセオインテグレーション獲得に寄与することを期待したのがABSです。
動物実験(短期) 提供:日本歯科先端技術研究所
成犬下顎骨に切削加工直後(純チタン:Ti)のアローインプラントとABSを行ったアローインプラントを1回法で埋め込み、5週経過後に標本作製を行いました。 ABSでは良好な骨結合状態がうかがえます。

純チタンインプラント アローインプラント(ABS)
動物実験(長期) 提供:青森インプラント研究会
ABSを行ったアローインプラントを成犬下顎骨に1回法・単独植立でインプラントを行い、20週後に標本を作成しました。その間、咬合圧は加わらないものの普通に咀嚼を行っています。
弱拡大の標本及び歯槽骨部の拡大写真でも、インプラントと骨界面への上皮の迷入は認められず、骨結合状態も良好です。
